株式会社リーフエッヂ/株式会社あまみあぐり

代表取締役:田中 基次
作業療法士、農福連携技術支援者、龍郷町社協理事
- 埼玉県出身。琉球大学農学部卒業後、沖縄でシーカヤックのガイド業に従事。
- 28歳で信州大学医学部保健学科に入学、32歳で作業療法士となる。
- 沖縄の精神科病院で病棟OT、精神デイケア、精神科訪問看護および退院前訪問に従事。
- 40歳で奄美大島に移住、精神科訪問看護ステーションにて1年勤務。
- その後あまみんを起業し、現在9年目。
10年ごとに移住をする生活を経て流れ着いた奄美大島
沖縄も生活しやすく良いところではあったものの、大学生時代から遊んでいた海や山の環境は大きく変化し、よく言えば"発展”した沖縄に違和感を覚えて『いったん沖縄を離れてみよう』と移住先を探していたとき、思い出したのが長野に移住するときに2週間ほど滞在した奄美大島。
『ここは大きくは変わっていないし、海遊びしたいからこれ以上北上もできないな』と移住しました。移住後は精神科の訪問看護で勤務、自宅で暮らす方々に『こういうところもあるけど行ってみない?』と福祉事業所を紹介するような仕事でした。
もともと『5年後くらいには起業したいな』と思っていましたが、奄美の環境を活かした就労支援がしたいという想いが強くなりました。

一年で訪問看護を辞め、株式会社リーフエッヂを起業
最初は、1,000坪の土地に30坪のあまみんがポツンと一軒家状態でのスタート。
本当にいろいろありながら今のカタチになり、農福連携を核にしてジェラートやハーブティー、新たに精油や芳香蒸留水といった蒸留製品も作れるようになりましたが、まだまだやれることはありそうです。
みんなにできるだけ負担なく、面白くて地域のためになることを組み立てていくことにやりがいを感じています。
今後のあまみんについて想っていること
もうすでに走り始めている構想がふたつほどあります。一つはあまみんのすぐ近くに農福連携の新拠点を作ること。
もう一つは、これまでの集大成として、農福連携での農泊をすること。今やっていることも大切にしながら新しい企画もあせらずに進めて、楽しい場になればなぁと日々考えています。